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Lilmag store banner"Lilmag" からのお知らせその他。専門はZINE(自主制作出版物)制作流通販売研究。

ZINESTER AFTERNOON #27
日時:2013年6月22日(土) 15:00頃〜19:00頃
会場:Cafe★Lavanderia (新宿)
ZINEを作る人・読む人の集い。Lilmag出張販売あり。自分の作品・おすすめ作品の持参、大歓迎。

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タレントたち(ホース・小笠原鳥類・倉地久美夫)
関西ツアーから帰ってきたホース。ライヴ会場になった姫路のカフェeaseのかたが、ホース・黒騎士パッチを壁に貼ってくれるとおっしゃっていたとか。嬉しいな。

私がホースホース言ってても「内輪でしょ」もしくは「サイトおもしろいねー」で終了、になってしまうのではないかと危惧される今日この頃。面白いだけじゃなくて音楽がいいので! そこのところよろしくね。
「色物じゃないんだってば」を示すために引き合いに出させて頂きますが、書物と詩その他いろいろビューティフルなbook bar 4の四釜裕子さんも「毎日つい最後に聞いている」ですって!
ホース『ホース』と小笠原鳥類@bookbar5

詩人の小笠原鳥類さんがライナーノーツを書いている関係で聴いてみた、というかたもたくさんいるみたい。
詩集が出ている70年代生まれの詩人なんて珍しいし、それがバンドのデビューアルバムのライナーノーツを書くなんてことも珍しい。
小笠原さんの詩集『テレビ』は、これまで詩の熱心な読者だったことがない私でもワクワクと読みすすめることができました。抽象化されて3Dの星座になった動物たちがフワフワくるくると空中のつま先立ちして手を伸ばせば届くかもしれない位置でたくさん浮遊しているようなイメージ。広大な詩誌の世界にはまだ手を出していないLilmagですが、これはおすすめです。
小笠原鳥類『テレビ』小笠原鳥類『テレビ』
思潮社 シリーズ「新しい詩人」
ISBN:4783721297

ひろがるテレビ、イソギンチャク色彩カラーテレビ、鮮やかな花のような生き物達を集合させるテレビ…くねくね泳ぐカラフルな魚たち文字たち。
実用性をなくした画面で言葉が生き生きと、うねる。
大量の色彩破片の乱反射にはじまる未来の“放送”10篇。

参照:
じんぶんや 第二十五講@紀伊國屋書店
あたらしい、詩がはじまっているー20代、30代の詩人たち

そして、"現代のスゴい詩人" というのと宇波メンバー繋がりで、倉地久美夫の新譜『スーパーちとせ』をご紹介。
倉地久美夫『スーパーちとせ』倉地久美夫『スーパーちとせ』
円盤

5枚目のオリジナルアルバムは完全一人多重録音による録音を、宇波拓が挑戦的マスタリングを施した野心的作品。ジャケットも自画像をもとにcochaeが折り紙化するなど、私が私を写し、他者が異化するというコンセプトにて制作。演奏技術も孤高の世界観もさらにさらに深化!
倉地さんの音楽をはじめて聴いたときに連想したのは、ミルトン・ナシメントに代表されるブラジルはミナスのアーティストたち。どこか異空間に連れて行かれます。
ロンドンでプリファブ・スプラウトを観たときに、「この人(パディ・マクアルーン)、運命の歯車がちょっと違う噛み合いかたをしてたら今頃スティングみたいになってたかもしれないなー」なんてことを考えましたが、それと重なるように、倉地さんはたとえば井上陽水クラスの知名度と制作環境にあってもおかしくない才能だと思います。 でも宅録。レコ発は渋谷のO-NEST。渋谷公会堂改めC.C.レモンホールでいいじゃな〜い、みたいな。私が勧めるまでもなく聴く人はすでに聴いているに違いないアーティストですが、なぜかいままでタイミングが合わなかったかた、才気にぎょっとしたいかたはぜひこの機会に。
| Lilmag | 15:13 | - | - |
Make: Japan稼働中/オルトアールが終了する
Make: vol.10昨日、ZINE研究所@Bethで紹介したことを紹介した『Make:』。O'Reillyから出てる "裏庭テクノロジー" 雑誌です。これ自体はジンじゃないけど、編集長がジン文化の人/アメリカンデジタルDIYカルチャーの層の厚さに仰天、という文脈で紹介しました。
オリジナル版の記事を再構成した日本版も2号まで出ています。
そういう雑誌だから当然ブログとかポッドキャスティングとかにも力を入れています。そっちがメインと言ってもいいぐらいに……。で、Make:blogの日本版が4月からはじまっていたことに、ついさっき気がつきました。
Make: Japan(音が鳴ったりするので注意)
翻訳がかないてつおさんだ! 直接の面識はないのだけど、たぶん伊藤ガビンさんとか船田戦闘機さんとか、さらにその影響下にあるお友達を通して間接的に影響とか恩恵とかをこうむっているかたなので(アスキー文化っていうの?)、何ていうか世界には3000人しかいなかった感。

Alt-rでですね、私にとって「たぶん間接的に影響とか恩恵」の場にあたる、「オルトアール総合雑談中心」が、今月末でサービス停止になるそうです。事情はこちらを参照。
「www.alt-r.com」はすでにエラーが出ちゃう。いまはhttp://210.135.98.1/から見ることができます。
ブログ時代に先駆けた、シンプルな雑談空間。かつて「メーリングリスト7人衆」に参加させていただいたことは、私の選ぶ道に「そのときはちょっとだけどあとで大きな違いになる」角度をつけてくれました。
船田さんが次に何をするのか、楽しみに待っていようと思います。
ブログで特定の人宛てのメッセージを書くのは好きじゃないけど、いま忙しそうだしメールが殺到していそうだな、というときに人がつい自分の庭でつぶやいてしまう気持ちがいまならわかる。
| Lilmag | 14:02 | - | - |
ZINE研究所@『Beth』これまでのまとめと最新号のお知らせ
Beth vol.5このブログでこのことを書くのははじめてですが、Lilmag店主は日本出版界のジャイアント・講談社から出ている "女の子のための漫画×カルチャー誌"『Beth』で、「ZINE研究所〜インターナショナル同人誌ファイル〜」という連載をしています。自分で言うのも何ですけど、「大出版社ほど隅っこのほうでアクシデント」の例でありましょう。ありがとう『Beth』編集部こんなマイノリティ企画を通してくれて。
これ、読者から自作ジンが送られてきて、黙ってても情報が集まる人になることを夢見ていたのだけど、いまのところそれはないです(笑……ってられないか……)。日本にZINE文化が根付いた未来に伝説になれたらいいなあ! それが死後にならないことを祈ります。

ご参考までに、これまでの内容をまとめておきます。

■第1回:私設研究所、創立のごあいさつ
"同人誌" といえばマンガ、なご時世だけど、自主制作本の世界はもっと広くて深いんじゃ! と、マニフェスト的にごあいさつ。
■第2回:憧れガールズ・ジン『venus』の12年
"大学寮の一室で作るコピー誌" から部数2万5千越えに成長したgrrrl zine『venus』(現『venuszine』)を紹介。
■第3回:ジンとブログとマガジンと
西海岸サイバーパンクZINE『bOING bOING』が人気ブログBoing Boingになって、さらにそこから『Make:』『Craft:』が出てきたよ! という話。
■第4回:和製英語「ミニコミ」を考える
最近リトルプレスとか言うよね、というわけで自主制作本名称問題を見直し。

そして最新号では、「韓国ZINEの夜明け!? 『the manual』」と題して、当店取扱い『The Hole of the Goblin』を出しているリュウ・ハンキル君と彼のレーベルthe manualの活動を紹介しています。
そういうわけで木原敏江先生(『摩利と新吾』の! 『アンジェリク』の!)が表紙の雑誌に韓国アングラ即興音楽シーンの話が載るという珍事態が……。

あと、少し前の話になりますが、ウェブサイトのインタビューコーナーにも出させていただきました。
あの人にインタビュー:第14回 野中モモさん(ライター)
偉大な作家さんたちと並んじゃって、アンタ誰? 的な。講談社の少女マンガ雑誌のサイトでばるぼらさんとか『素人の乱』とかの話をする女。いろいろと反省点は多いけれど、笑っていただければ幸いです。
私の回はともかくとして、このインタビューコーナー、いまどきの雑誌記事と較べると文字数たっぷりでとても面白いです。人気少女漫画家ってのは時代の先端を走る職業婦人なんだなあ……ということが確認されて、ため息が出ますよ。

恋愛中心主義じゃない、読んでいてストレスにならないマンガに、ちょっとしたコラムと特集が添えられて、いわば「ひとのいいテレビブロス(女子寄り)」という趣き。『Beth』、手にとってみてくださいね。

Beth comic × my favourite

追記:
編集部ブログでマツさんが取り上げている「ジャパニーズ・スシのつくりかた」は、『CROQ』vol.1に載っています。現在品切中ですが。
| Lilmag | 10:20 | - | - |
ホース・バンド黙認グッズ情報
Lilmagのホース・バンド黙認グッズをご紹介します。

ホース フェルトもの黒騎士は立体感が出るとなんだか嬉しい。ふたつ買って戦わせて遊んだりしてください。

ホースパッチ薄手薄手と厚手、2種のパッチを制作しました。写真は薄手のほう。布用インクでハンドプリント、乾いてからアイロンで定着させます。布だと細かい線がずいぶんつぶれてしまうけど、それもまた味。いつの時代のものか謎なかんじでいい風合いなのではないかと思います。
作業中、そういえばその昔(前世紀)、Klimpereiのカセットテープ作品をフランスかどこかから通販したとき、赤い布きれに黒で魔女っぽい女性の絵が木版画みたいな線でプリントされたものが同封されてきて、何を意味しているのかわからないまま気に入って個人サイトのトップページに載せたなあ、なんて、忘れていたことを思い出しました。

パッチでバッヂ商品使用例。厚手のパッチを使ってミニクッション・バッヂに。切りっぱなしでほつれてくるので、縫い目は木工用ボンドで固定。このズタ袋感! こんなのつけてる人だれもいない! ピンクッションにして騎士を針のむしろにするというのもアリですね。
お金持ってる人は別として、そうでもない人の普段使いだったら、バッグはズタ袋を自作またはアレンジがいちばん可愛いと思います。社会的地位のある人はそれに見合ったいいものを使う世の中であってほしいけど、その場合も宣伝に莫大な費用をかけてるビッグブランドじゃなくて、「職人の技が光るオーダーメイド」がいいなあ。ちょっと前の話題になるけれど、エコバッグに長蛇の列とかみんなヒマすぎです。どうせヒマならトンチキかばんを自分で作るわ、という風に、お金持ちじゃない人が自然に考えられる世の中が到来すると私が生きやすいのになあ……と思われました。"I'm not by Anya H." とか "I am a plastic bag" とか、作ってるひといないのかな。
まあそれはともかく。ホース、聴いてみてくださいね。

HOSE Fair
ホース関連アイテム@Lilmag
ホース公式サイト
HEADZ

追記:
いないわけがなかった。
I am a plastic bag and I'm 100% Recycable@ebay
| Lilmag | 07:56 | - | - |
『HOSE』先行発売から1ヶ月
ホースの面々ホースのデビューCD『HOSE』が世に出てはや一ヶ月(本当にもう一ヶ月? 信じたくないなあ)。みなさんもうお聴きになりましたか? 『MUSIC MAGAZINE』、『STUDIO VOICE』、『INTOXICATE』に続いて読売新聞に紹介記事が出たそうですが、私は実物を確認していません。誰が書いたんだろう。文化欄の名物記者さん、みたいな人がいるのかしら。「とにかく、ユニークな音楽が聴きたいという人はぜひ。」 と書かれていたという噂です。

今日・明日は姫路・大阪、8月15日・16日にはCDの録音会場である東京・千駄ヶ谷Loop-Lineで発売記念ライヴが行われます。これが私にとっての今年の夏フェス。CDもいいけど一度きりの生が毎回とてもいいバンドなので、気になっているかたはぜひこの機会に観てみてくださいね(予約推奨)。会場でお会いしましょう。
ホースCD発売記念2days

この一ヶ月は、彼ら(特に泉メンバー)のウェブでの暴れっぷりにパソコンの前でタスケテーってなりっぱなしでした。
試聴コーナーもそうだし、公式サイトに自ら男色捏造小説を載せてるバンドなんてはじめて見たよ! CD出したりすると外野にテキトーなことを書かれるのは避けられないから、それ以上のデタラメを自ら発信。「いつまでも高校の仲良しでつるんじゃって超キモい。内輪。学閥バンド。」というホースにつきものの批判的見解を自らブロウアップ。現代的なのかおとなげないだけなのか……。前世紀、google以前、2ちゃん以前の個人サイト世界のカオス状態を覚えているお友達に見ていただきたい。覚えて無くても心が広い人だったらきっと笑ってくれるはず。「アクセスカウンターがただの画像1枚」とか、そういうネタはたぶん永遠に好き。
HOSEオフィシャルサイト
http://hose.hibarimusic.com/
kenma page
http://www.alles.or.jp/~kenma/

あと、宇波メンバーがサウンド監修をつとめた映画、沖島勲監督『一万年、後….。』が9月に公開されます。こちらも注目。
ホースのアルバム同様、合唱がサウンドの鍵となるこの作品(合唱に参加してる人もまるっきりかぶるのでは……私含め)。試写に招待していただいてすでに観たのですが、作中に出てくる踊りをいまだにまねっこしています。
『一万年、後….。』公式サイト
http://1mannengo.hibarimusic.com/

長くなってしまったのでLilmagのバンド黙認グッズ情報は別の項に。
HOSE Fair
ホース関連アイテム@Lilmag
ホース公式サイト
HEADZ
| Lilmag | 02:30 | - | - |
アダルトとかジェンダーとか
当店取扱い本のかたがたが参加している週末のイベントをふたつご紹介。

『chain book 〜初恋』主宰のマサキノリゴさんが、今週末に開催される日本初のアダルト産業見本市「ATE2007」に出品するそうです(ショートフィルム? 人形アニメ?)。エロス表現だったらこういう発表の場もあるのですね。できたのですね、と言うべきか。
アダルトトレジャーエキスポ2007
“大人に元気”〜Enjoying being an adult is the treasure of an adult
7月27日(金)〜7月29日(日) 幕張メッセ
http://adultexpo.jp
一方、飯田橋のpoetry in the kitchenで開催中の、キネマ・フェスタ〈アナーキー〉でも、性をテーマにした特集上映が。『song for you』のToppie! さん、『daily life』のyuzo君とお友達によるトークもあるそうです。
ubiqueer visual showcace vol.1 《性/別》 in Festa di cinema ”Anarchia”
開場12:30 上映1:00 poetry in the kitchen
FUCK YOUR GENDER, FUCK WITH GENDER.
男だか女だかわからないひとが出てくる映画ばっかり。 だけど、ひとの性別を決めるのって、なに? どこのだれ? おれやわたしは女や男なの? それとも別の何か? からだはだれのもの? 欲望こそが自律の領域? マジで!? 
問うものは問われ、見るものは見られる。
試し試される覚悟ができた子からいらっしゃい。
詳細
| Lilmag | 01:19 | - | - |
プリントゴッコ用品価格改定
プリントゴッコ用消耗品の価格改定が発表されています。
さて、当社は日本国内で販売する一部のプリントゴッコ関連商品の価格およびパッケージ入り数を以下の通り改定いたします。
プリントゴッコは昭和52年(1977年)の発売以来多くのお客様にご愛用いただいて参りましたが、近年パソコン・プリンター等の普及によりプリントゴッコ関連商品の販売数量は減少しておりました。これまで当社では、コストダウン・経費の削減等に努めて参りましたが、企業努力のみで吸収することが困難な状況となり、今回の改定を決定いたしました。

プリントゴッコ関連商品の価格およびパッケージ入り数改定のお知らせ@RISO
8月6日出荷分より、プリントゴッコランプは10個入り980円だったのが4個800円に(1回の製版に2個必要)。理想ハイメッシュマスターは5枚入り980円だったのが2枚入り700円に。2倍以上の大幅値上げ。ゴッコ使いのみなさまはまとめ買いをしておいたほうがいいかも。
簡易シルクスクリーン印刷機プリントゴッコ。日本が誇る製品だと思うのだけれど、デジタル化の波にはあらがえないようで今回の価格改定、残念です。このぶんだと将来ポラロイドSX-70みたいな存在になってもおかしくないですね。むしろこれまでが安すぎた? 逆にいまインクジェット/レーザープリンターの値段が安すぎるという説もありますよね。
Lilmagポストカードはとりあえずお値段据え置きで販売していますのでよろしくお願い致します。

ちなみにプリントゴッコを守れ(ていうか継続してくださいお願いします)運動は、海外のほうがむしろさかんという印象。
Save gocco!
Lilmag印刷Lilmag印刷工場。稼働時間は主に深夜。
| Lilmag | 15:35 | - | - |
日々の通信から
郵便振替口座に入金があると、郵便振替受払通知票というものが届く(これも民営化によるシステム変更でなくなる予定とか……)。
それを確認して、たしかに受け取りましたと領収書代わりのメールを送ります。
受払通知票には依頼人のおなまえとおところを書く欄があるから、こんなに遠くから! ネットすごい! と改めて感動できる(逆に東京近辺で、「街ですれ違っているかもしれないなー」という感動もある)。お客様の住所を目にするのは、注文が来たとき、荷造りするとき、お支払いを確認するとき、の少なくとも3回あるのだけれど、郵便振替受払通知票は手書きの文字の複写だから、パソコンに入っているフォントで見る住所よりも人の存在をどっしり感じさせる。
このあいだウワッとなったのは、メール便を出しにいったコンビニのレジ横にあった貼り紙「中越沖地震の影響で遅配が起こる可能性がある地域」に、さっき目にしたばかりの地名が入っていたとき。
振込の日付は地震が起こった日より後だったら、このひとはそんなに深刻な被害は受けていないのだろうな、とは推測できるけれど、本を注文した日、届いた日、振込をした日で生活の前提が全く変わっている可能性だってある。自分だって明日は、いや3秒先はどうなるかわからない。まあ当たり前のことなのだけれど、それが生々しく感じられて。加えて、こことそこが繋がっているということも生々しく。
これまで暮らした土地は東京とロンドンだけだし、国内旅行もあまりしていない。私が持っている日本のイメージは、生きてきた年月のわりには貧相だ。ネットショップの経営は、こうやって「私の日本」に少しずつ色とかたちを与えてくれているような気がします。ものすごく小さい規模とはいえ。
| Lilmag | 15:04 | - | - |
"The Artist in the Office" & "FAR FROM HERE" Summer Pierre
The Artist in the Officeある日なんとなくクラフト・DIY系サイトを見て回っていて、サマー・ピエールさんのところに行き着いた。ニューヨークはブルックリン在住のミュージシャン/文筆家/アーティストである彼女は、自身のブログでこのジン『The Artist in the Office』の無料プレゼント企画をやって話題を集めていたのでした(キャンペーン成功してますね!)。
昼間、生活のために別の仕事をしているアーティスト……なんという普遍的な話題……! お金を出してでも読みたい、と思いました。 
コピー20頁で1200円というのは商業出版感覚だとずいぶん高いように感じられるかもしれませんが、彼女が(昼間の仕事をしながら)原稿を描いて、面付して、コピーして、裁断して(B5変形サイズです)、丁合を取って(綴じはなし)、梱包し、郵便局に出向いて海外発送を行い、こちらはいろいろ交渉してPaypalに送金手数料を取られ、ということを頭に入れてご理解いただければ幸いです。米国内の人が直接買っても$10+送料だから、これでも頑張った。援助のつもりで、またはお守りのつもりで買っていただけると有り難いです。

The Artist in the Office「自分が何者であるか決めるのは自分」、「どんな風に過ごしても自分の一日なのだから、自信を持って前向きに」というメッセージを具体的な提案と共に伝える、よくある自己啓発本にも繋がる内容なのだけれど、うわついたイヤな感じはしない。
たとえば岡田斗司夫の提唱する「プチクリ」ですとか、女性向けの世界(同人誌でも、それ以外でも)ではごく自然にずっと行われてきたことをおぼこい子たちに向けて口当たりよくパッケージングして儲けようとしているみたいで、なんだかなー、と、内容紹介を読んだ時点でもやもやとした気分になってしまうのですが(だから本は未読)、サマーさんのジンには素直に勇気づけられます。それはきっと彼女が「兼業アーティストとして生きること」を、完全に自分自身の問題として語っているからでしょう。ユーモラスに、誇りを持って。
それにとにかくこのイラスト見てくださいよ。最高に可愛い。枠線だとかドットだとかで空間を埋める処理の仕方が手慣れた人のテキトーさでいい湯加減。まさにアート・オブ・サインペン。暖かみがあってスタイリッシュ。
文字はすべて大文字、文章も簡潔で読みやすいです。
The Artist in the Office
Far From HereせっかくだからCDも入荷してみました。何十秒かの試聴と、ブログのプロフィールに挙げられたお気に入りの音楽(と映画と本)のリストを見て、これは間違いないだろうと判断して。サイトで紹介されているファンの声によれば、「彼女はスザンヌ・ヴェガとピート・タウンゼントの奇妙な子ども、それからルー・リードもすこし」。
ボストンやニューヨークの、雑然として居心地のいいコーヒーショップの風景が目に浮かんでくるようです。

ZINE:The Artist in the Office@Lilmag
CD:FAR FROM HERE@Lilmag
Summer Pierre

おまけ:
サマーさん、ミランダ・ジュライの小説オフィシャルサイトインスパイアされる
| Lilmag | 13:10 | - | - |
書肆アクセス今年で閉店の報、など
地方・小出版流通センターの直営店・書肆アクセスが今年の11月で閉店すると業界紙『文化通信』で報じられています(速報版7月19日)。
地方・小出版流通センターは日販・東販など大手取次が取り扱わない地方出版社・小出版社の本の流通を引き受ける会社(そこでも取扱ってない小出版のなかの小出版を置いているのがLilmag)。なので、書肆アクセスの棚には他の店にはなかなか置いていない郷土史の本などがぎっしり詰まっています。
正直なところ私はあまりいい客ではありませんでしたが、「珍しい本を手に取ることができる場所」がひとつ減るのは、すなわち「東京の都会度」が減ることに等しいので、何てもったいない、と思う。この店がなかったら岡山文庫の存在とか知らないままだったと思うな。
先日、畠中店長に "Lilmagの人" としてご挨拶したばかりでした。あのとき買い物しといてよかった。
それで思い出したけれど、昔お世話になった詩の本屋さんぽえむ・ぱろうる(思潮社出版販売)が昨年の4月に閉店したことは、Lilmag開店にうっすらと細い糸で繋がっているかもしれません。自分でやるしかないんだなあ、ということがそれで身に沁みたというか。
参照:
〈書肆アクセス〉という玄関口@ナンダロウアヤシゲな日々

ついでにミニコミ取扱い書店の話題メモ:
高円寺文庫センター、庚申通りに移転でミニコミ取扱い縮小
先月の話ですが。フロア面積がずいぶん小さくなってしまったけれど、品揃えは相変わらず高円寺! って感じでした。文庫センターも姉妹店の高円寺書林も遅くまであいているのがいいですよね。

旅の本屋のまど 吉祥寺から西荻に移転
荻窪と吉祥寺に挟まれた西荻はなんだか楽しそうで栄えていて、新宿と中野にはさまれた東中野が最寄り駅(のひとつ)である私はとても羨ましいです。
| Lilmag | 11:17 | - | - |
Lilmag store 最近のおしらせ(2007年7月26日)
□サマー・ピエール『The Artist in the Office』、CD『FAR FROM HERE』入荷しました。
ホース応援グッズ複数入荷。パッチ2種、手づくりフェルトバッヂ類も。
□wata&Toppie! の『song for you』vol.2、限定入荷。
□Lilmagオリジナル "zine tools" ポストカードに白背景版登場。赤白セット販売もはじめました。[26 JULY 2007]

<店主からひとこと>
気がつけば久しぶりの新入荷。普遍的なテーマを楽しく表現するサマー・ピエールさんの『The Artist in the Office』、個人的な声が聞こえる『song for you』、どちらも元気や勇気をもらえるおすすめジンです。ホースとクラフト、ふたつのフェアが合体したかのような(笑)グッズもよろしくお願い致します。
| Lilmag | 09:59 | - | - |
「へんなあみもの」展 203gow
すでに会期終了から一週間以上経ってしまいましたが、神保町と九段下のあいだあたりにある手芸本専門店art-bookshop&cafeのギャラリースペースで開催された203gow(ニイマルサンゴウ)さんの展覧会「へんなあみもの」の模様をご報告。

artbookshop会場は外から見るとこんな感じ。
203gowさんは「編み師」を名乗って活躍中の作家さん。ネット(具体的に言うとmixiとかFlickrとか)で発表して注目を集めた大量の作品をひっさげて東京にやってきました。

ウェルカムボード何でも編んじゃう203gowさん、ギャラリー入口のウェルカムボードもニット文字。季節柄、七夕飾りつき。
編み物のテクニック的な側面のことはてんでわかってない私ですが、そのストレンジなモチーフ選択、そのデフォルメ具合、自由奔放かつ見事に統合されたフォルムと色の大騒ぎにどこから見たらいいのやら。
ブログに写真載せてもいいですか? とのお願いにもどうぞどうぞと太っ腹。でしたので、あまり上手く撮れていませんが載せちゃいます。
続きを読む >>
| Lilmag | 02:55 | - | - |
白瀧呉服店主催 第二回 白瀧文化祭
東京・練馬(最寄り駅は赤塚?)の老舗呉服店で文化祭が行われている模様。『(週末)の美術』(Lilmagで取扱中)のTattakaさんが参加しています。
白瀧呉服店主催 第二回 白瀧文化祭
[現代美術展示+演奏+歌舞伎のお噺]
2007年 7/14(土)〜29(日) 
10-19時(水曜定休)
東京老舗呉服専門店「白瀧呉服店」が贈る“涼”をテーマとした[現代美術展示+演奏+歌舞伎のお噺]の二週間。
東京発オルタナティブアート発信源として知られ昨年突如クローズした“appel”主宰、泉沢儒花とTattakaによる閉店後初の二人展
白瀧呉服店
appel
入場料 :500円(お菓子・抹茶付) ※お着物、浴衣の方は無料、とのことでしたが、「入場無料、500円でお菓子・抹茶サービス」に変更されたそうです。
すでに見に行ったかたに聞いたところ、呉服屋さんの二階というスペースそのものにワクワク、という話。このあいだのもそうだったけれど、「創業嘉永六年の東京で一番大きい呉服専門店」(サイトより)なんて、バックヤードに素敵な空間を隠し持っていそうですよね。
『(週末)の美術』2号は近いうちに入荷する予定。1号もまだ在庫があります。
| Lilmag | 22:52 | - | - |
『ユリイカ2007年7月臨時増刊号 総特集*大友良英』
ユリイカ大友良英特集東京・吉祥寺を拠点に世界を飛び回る音楽家・大友良英。その活動の軌跡を辿れば、カラオケに入ってない/地上波ゴールデンタイムでかからない/レコード会社から送られてくる資料で規定の文字数を埋める雑誌では紹介されない音楽の、ざわざわと多彩な色が重なり合う世界がみえてくるはず。
というわけで、現在書店に並んでいるユリイカ増刊号。Lilmag店主がいつも気にしてるかたがたが集まった一冊です(作品を託してくれているかた、 お客様、お友達、自主制作道の大先輩、などなど)。田舎の中学生が手にとって「知らない人ばっかり! なんじゃこりゃ!」なんてシチュエーションを夢想せずにはいられない。
青土社のページ
大友良英@Improvised Music from Japan
大友良英のJAMJAM日記

そんな私の妄想はともかく、ユリイカ大友特集号読者のみなさんにぜひ手にとって欲しいのが『三太』。ユリイカに寄稿している杉本拓さん、吉村光弘さん、寄稿はしていないものの文中でたびたび言及されている角田俊也さんの三人によるフリーペーパーです。最新号では角田さんがwrkの活動について書いているからグッドタイミングといえましょう。

それと、ロンドンのSound323が監修した本『BLOCKS OF CONSCIOUSNESS AND THE UNBROKEN CONTINUUM』。大友さんも3月にランダムウォーク赤坂店(東京撤退ですってね……)で開催されたブックフェア大友良英選書『JAM JAM日記、赤坂出張番外編』で紹介、 Lilmagにリンクを貼っていただきました。

以下、ユリイカの目次です。
続きを読む >>
| Lilmag | 17:11 | - | - |
『ラストマガジン』
昨年末に刊行された、世界のインディペンデント・マガジンを集めたヴィジュアル本の日本版が出ました。PIE BOOKSから。
ラストマガジン『ラストマガジン』
デヴィッド・レナード著
世界の最先端マガジン・アンソロジー
デジタル化の荒波に流されず、「最後の雑誌」が花開く。

あらゆる情報がデジタル化される中、活況を呈しているインディペンデント・マガジンのシーン。それらの中から、ファッション・写真・建築・デザインのジャンルの20カ国150誌以上の最先端の雑誌=“スタイルプレス”を、プレゼンテーション・コンテンツ・デザインなどテーマ別に紹介します。雑誌業界のキー・パーソンたちによるエッセイも掲載。雑誌好きからプロのデザイナーまで、必携のソースブックとなるでしょう。
PIEBOOKSの商品紹介ページ
当店取り扱いアイテムよりはグロッシー(つやつやした、というか)な、最近の「大手出版社のものではない雑誌」が紹介されています。基本的にデザイン事務所勤務の人が経費で買う本だとは思いますが、20世紀前半のダダをはじめとする各種アナーキスト出版から70年代のパンク・ジンを経由して今日のインディー・マガジンまでざーっと歴史をさらったスティーヴン・ヘラーのエッセイなど、この分野に興味のある人は目を通すと発見・確認・再発見がある、かも。
LINK:
MU(著者がやっている出版コンサル会社のサイト)
| Lilmag | 01:39 | - | - |
夏のリトルプレスフェア@COWBOOKS南青山
南青山のセレクト古本屋さんCOWBOOKSでリトルプレスフェアが開催される模様。ウェブサイトに出品作情報も出ています。
夏のリトルプレスフェア COWBOOKS南青山
7/14(土) - 8/5(日)フェア詳細
個人や少人数の意思で企画から制作までを行ない、発行された小冊子や本などの印刷物をリトルプレスといいます。発行部数は少なくとも、好きな物を好きな形で表現したいという純粋な思いで作られたリトルプレスには自由さが溢れています。
海外だったら間違いなくファイルアンダーアーティストブック、の作品もあるけれど、カウブックスは「リトルプレス」でいくのねー、とか、それはともかく(自主制作本名称問題については項を改めてまた)。このフェアのために制作された少部数作品がたくさん。さすが有名店、その筋ではよく知られた作家さんの名前が並びます。そこでしか買えないものを特別に作ってもらうというのは、店としては理想的ですよね。
amazon時代に小さい書店はどうすればいいか、を考えたときに、セレクトショップ/ギャラリー的側面に力を入れるというのがあって、そうなると自然に出版プロデュース的な事業にも手を染める流れになる。結果、(売り方含めて)書店とか出版社ってもともとはこんな風にはじまったんじゃないかなあ、と思わせる小さな出版企画がいろいろな形で生まれているようで、興味を引かれます。
前回のフェアでは、ニューヨーク・ブルックリンのアーティストブック教育支援団体Booklyn関連の本を見ることができたのがよかったです(ここに情報あり)。今回も売り切れてしまわないうちに見に行けたらいいなと思います。

LINK:
Booklyn
本づくりマニュアルのPDFが用意してあったりして素敵。
| Lilmag | 00:38 | - | - |
『CROQ』issue9/ポートランドはD.I.Y.な街
『CROQ』最新号入荷と共にバックナンバーすべて再入荷しています。しかし注文があまり来ていないので(でもゼロじゃないのがありがたい。ごく少数のリピーター様のおかげ……)、ここで改めてもう一押し。

前回入荷時にご購入いただいた神奈川県のTさんから、「『CROQ』入荷待っていました! 手作りだけれども、自分を褒めて! というようなたたずまいでないところが好きです。」という声が寄せられています。
自分を褒めて! というようなたたずまい(笑)。私はわりと褒められたがりなので、「褒めて褒めて」の人のことをとやかく言えないのですが、Tさんの意味しているところはよくわかる。
豊かでお洒落な生活の「お手本」を提示するのではなくて、「互助の精神」みたいなもので楽しくやっていこう、という夢や理想が成り立つ規模の親密なメディア。自分たちで自分たちのやっていることに自信を持っているから、外部からの承認のまなざしなんて別に必要ないの、という清々しさ。それを自己満足的で発展性がないと言う人もいるでしょう。そりゃ資本主義の欲望渦巻く荒波を華麗にサーフィンできたらいいけれど(そうねKLFみたいに)、そんなの全員ができるわけじゃなし。この、いわばオールドファッションな率直さ親密さに元気づけられる人は実は日本にもたくさんいるはずだ! と、私は信じております。
CROQ issue9『CROQ』のヘザーさんはいつも「綴じてあるけど折ってない」状態で、郵送料が可能な限り少なくて済むようにいくつかの包みに分割して送ってくれます。今回、おまけにいろいろなネットショップのカードやバッヂや冷蔵庫マグネットを付けてくれたので、それらのリンクを貼っておきます。
Etsy
手づくり系ショッピングモールの代表Etsy。
MONSTER FASHION.NET
かわいらしい布ものがいろいろ。
Spicey Creations
アクセサリー。
Silent Orchid
LiveJournalでコラージュ作品その他を紹介。レトロで素敵ですね。
In a Parrot's Shoes by Mindy Wilson
子ども向けの本。eBookとCD-ROMで販売しているらしい。

ちなみに『CROQ』最新号には「Promo Swapping: A Fun and Inexpensive Way to Get the Word Out(プロモ交換:楽しくてお金のかからない宣伝方法」)と題した、名刺やバッジといった販促グッズの利用を提案する記事も掲載されてます。書いているのは食いしん坊ジン専門ディストロWhammy! Industriesのステファニーさん。「こういう販促グッズは、フォトショップやGIMPやイラストレーターといったプログラムを使ってデザインすることができます。私はフォトショップエレメンツを使ってます。フォトショップ完全版は高いし、私のやることには十分すぎだから。GIMPは同じようなことができるフリーウェア。もちろん手で、カット&ペースト式でも」と言っているのにグッときた。
私は出版やウェブの世界で仕事をして10年だからAdobeの高いソフトを日常的に使っている人が周囲にたくさんいるけれど、たとえばいま10代で田舎に住んでいて法に触れることはしない良い子にとってはそんなのすべて高嶺の花、ということを常に忘れないようにしなければ、と思います。

Web Magazine「ハニカム」内にある、Wieden + Kennedyのジョン・C・ケイのブログに、ポートランドのD.I.Y.カルチャーについて書いた記事があるので、そちらもご参考までに。日本語ウェブで『CROQ』に触れているのは、いまのところW + KとLilmagだけ! 偏ってるなあ。
D.I.Y. Everyone is doing it.
D.I.Y. Everyone is doing it Part 2

『CROQ』@Lilmag
Lilmag 2007年初夏のクラフトまつり
| Lilmag | 18:09 | - | - |
まわるカップケーキ/「へんなあみもの」展
Cupcake右でまわっているのはPOPDROME SERVICEのフェルト番長DIRTYさんが『CROQ』8号に掲載されている「ペットボトルのキャップで作るピンクッション」にインスパイアされて制作したという、カップケーキ・ピンクッション! シュウマイもしくはゴン太くんに見えるという噂もありますが……。まるいから回してみました。お菓子が動くというと『ヤング・シャーロック ピラミッドの謎』を思い出す。
これ、キノコとしてたくさん作ってもカワイイかもしれないですね。
POPDROMEのフェルトバッヂ、街でつけてる人を見かけたいものです。Lilmag店主はトートバッグにつけてます。

へんなあみもの展ついでにもうひとつ手づくりの話題。
神保町のart-bookshop&cafeで開催されている 203gowさん「へんなあみもの」展が今日で最終日です。
『Craft』3号の日本特集にアレやソレが載っていてこの人が載っていないという事実に「やっぱり言葉の壁ってあるんだなあ〜」と思い知らされました。クレイジーでキュートな、いかにもあの人たちが好きそうなセンスなのになあ!

さらについでにもうひとつ。あみものヴンダーカマーの今後の展開には注目していきたいです。
| Lilmag | 05:36 | - | - |
Lilmag store 最近のおしらせ(2007年7月10日)
□米ポートランド発・手づくりカルチャーZINE『CROQ』最新号9号入荷しました。バックナンバー1号〜8号も一斉入荷。Lilmag 2007年初夏のクラフトまつり対象商品です。
□"音と言葉をめぐる批評"『三太』七号入荷しました。
| Lilmag | 05:36 | - | - |
Lilmag store 最近のおしらせ(2007年7月9日)
「よっちの本」シリーズ再入荷しました。1冊50円になります。既刊コンプリートセットもご用意。あわせてよっちポストカードニャーニャーポストカードもどうぞ。[9 JULY 2007]
| Lilmag | 17:46 | - | - |
夕タン(Yuutann)『よっちの本』シリーズ

よっち「絵の可愛さと独特の間のある笑いがかなりクセになる。続刊が超待たれます。」(東京都・junneさん『P.R.O.M. mag』#2 より)
「よっちは私たち世代の "るきさん" だよね」(神奈川県・H子さん 私信より)
……等々、Lilmag半径3メートルで大評判の「よっちの本」、再入荷しました。前回入荷分は無料でお分けしましたが、夕タンさんが最近会社を辞めていろいろ厳しいということもあり、今回から1冊50円いただくことになりました。それでもまだまだサービス価格だと個人的には思います。「お金貰うなんてムリ」とか言いがちな奥ゆかしい人は好きですが、もっと自分の技能・労力に適正な対価を要求するべきですよ、と言いたくなる場面もよく目にされる今日のこの頃。無理のない範囲で楽しく続けていってほしいし、自分もできる限りそうしたいと思います。

よっち&ニャーニャーポストカードよっちは猫のニャーニャーと暮らす30歳未婚OL。世間的にはいわゆる "負け犬" ということになるのでしょうが、結婚だとかモテだとかをめぐって焦る以前に、家で待っているニャーニャーや休日のお出かけをたのしみに日々の労働に取り組む姿は、心なごむ笑いと共感を誘います。絵と演出が優れていれば毒気とかあんまり前に出て無くても充分面白い、の好例。ネクスト猫村、ネクスト801ちゃんとして青田買いするならいま! だと、私は思うのだけれど。ポストカードもよろしくね。よっち
納品ミーティングの際、夕タン先生に描いていただいた生よっち。
| Lilmag | 16:35 | - | - |
Lilmag store 最近のおしらせ(2007年7月6日)
POPDROME SERVICEのフェルトバッヂ入荷しました。3パターン、カラーヴァリエーションいろいろ。もちろんすべて一点ものです。[6 JULY 2007]
『クラス・ストーリー』再入荷しました。[5 JULY 2007]

Popdrome badges
| Lilmag | 18:46 | - | - |
さようなら、こんにちは
O'french music club私が個人サイトをはじめた頃、すなわち10年ちょっと前からマスコミではあまり取り上げられない今日のフランス音楽文化を紹介してきた
O'French Music clubが、ちょっと目を離していたすきに終了していました。ガーン。
試聴付のCD紹介はもちろん、読み応えのある書評、濃い情報が行き交うBBS等々、インターネットの美点が詰まったサイトだっただけに寂しいです。
閉鎖を知って、昔いただいたサンプルCD-Rを久しぶりに聴きました。この10年でフランスも世界もすごく変わって、私の想像を越えた苦いことも美しいことも通り過ぎてきた上で決められた終了に違いないから、あんまりお金落としてないくせに軽々しく言うのもなんだか申し訳ない気持ちですが、新展開を楽しみにしています。

Punk Planet last issueそしてもうひとつ、最近ZINE業界に走った「終了ショック」といえば『Punk Planet』の休刊でしょう。
Zinewiki情報によれば、「1994年創刊、イリノイ州シカゴを拠点とする1万6000部のパンク・ジン。単純にティーンエイジャーが好む音楽ジャンルとしてのパンクではなく、パンク・サブカルチャーの紹介・考察に力を入れている。音楽記事のみではなく、ヴィジュアル・アートや多彩な話題を扱う。メディア批評、フェミニズム、労働問題など」。
ほんと大崎ナナさんに読ませたいよね!
実はLilmag開店時にZINE特集だけでも取扱いしようかなー、とは考えていたのです。自分が読みたいから。でも、心情パンク/ポストパンクとはいえCDショップで「パンク」の棚にあるCDは全くと言っていいほど買わない私の店に置くまでもなくパンク専門店が充分フォローしてるかもしれないし、あんなに有名なところになるとどの程度対応してくれるかわからないし(業者通してね、で終わったら寂しいし)……で、保留にしてました。こんなことになるなら入れておけばよかったなあ。
休刊大安売りをやっていたので、遅ればせながらZINE特集(プリントの逆襲1&2)、「ラジオの死」特集など、特集が特定のバンドではなくて当店のお客様にも特に興味を持っていただけそうな号をまとめて注文しました。個人で一冊ずつ取り寄せるより安いか少なくとも同じ価格でお届けしますので、よろしくお願いします。入荷予告でした。
参照:
YouTube - Punk Planet magazine says farewell

好きなもの好きになれそうなもの素敵なもの、無くなってから紹介するのって本当にイヤですよね。
Lilmagのことも元気なうちに応援してください……。
そして、去る者があれば来る者もあり! というわけでニューオープンのお店をご紹介。

■オンラインCDショップ、ontonson
以前までHEADZの販売部という位置づけだったのがこのたび独立してリニューアルオープン。限定コンピレーションCD-Rという最強の特典をひっさげて帰ってきました。社長のミカちゃん、年下だけど憧れちゃいます。見習っていきたい。

THE STABLES(ステーブルス)
こちらは青森は弘前の雑貨ショップ兼広告事務所。
Lilmag店主が大昔にネットで知り合い、同じ時期にロンドンに滞在していたフミリンが、お友達ふたりとオープンさせたばかりです。天井が高くて窓の大きい昭和初期アールデコ風建築、なんて素敵な物件! 正直羨ましい。
フミリンはよくいるお洒落っ子に見えて実は笑いのセンスが切れ味鋭いところが素晴らしすぎる人材。バーチャルネットアイドルの流行に数年先駆けたネカマ日記「フミ子のロマンチックダイアリー」、おかしくてかわいくて大好きでした(黙っていればいいことを言う)。
弘前近辺にお住まいのかた、旅行の機会のあるかたはぜひぜひ立ち寄ってみてくださいね。
| Lilmag | 14:06 | - | - |
Lilmag store 最近のおしらせ(2007年7月4日)
ようやく英語版のごあいさつページを作りました(ABOUT Lilmag)。そして最近の新入荷アイテム3つの書影をトップページに。

2007年7月4日はホースのCDデビューの日(公式)。
昨日確認したところ。渋谷タワーレコードでは2階「J-CLUB MUSIC」の棚、ボアダムスとPEPE CALIFORNIAに挟まれ、瀧見憲司さんのMIX CDの下に面出しされてました。
いま渋谷ではヴィジュアル系でもHI`P HOPでもスカ・レゲエでもパンクでもないインディーズはざっくり「クラブミュージック」なんだ……カラオケ用じゃないってことかなあ。普段あまり利用しないフロアなので新鮮です。
新宿タワーでは9階の試聴機、伊福部昭デレク・ベイリーに挟まれてました。
ディスクユニオンにも入荷したようで、オンラインショップの普段から気にかけている人にしか書けない紹介文に愛を感じます。しかも全曲試聴付
ちなみに現在、Amazon.co.jp ランキング: 音楽で8,442位。はてさてどうなることやら。
当店でも取扱いしているのでどうぞよろしくお願い致します。そしてHOSEマニアのかたはHOSEの某メンバーであるところのkenmaさんがゲスト参加しているP.R.O.M. magもご一緒にどうぞ。
| Lilmag | 18:40 | - | - |
Lilmag store 最近のおしらせ(2007年7月1日)
□大好評のホースはがき、勢揃い黒騎士のみバラ売り開始しました。セットは売切れ、再入荷の予定なしです。[1 JULY 2007]

ホースはがき(黒騎士)<店主からひとこと>
他の大きなお店でも売っている『HOSE』、わざわざうちを選んで買うメリットといえば、「ついでに珍しいものがいっしょに買える」しかないというのに、一般発売日を待たずに「ホースはがきセット」がなくなってしまいました。なので、急遽「黒騎士」と「勢揃い」のみ単体で販売することに決定。特典で一枚もらったけど別のも欲しいの! というマニアのかた、地方在住のファンのかたにご利用いただければ幸いです。

ホースはがき(勢揃い)『HOSE』はHEADZ、タワーレコードに続き、HMV、amazonのサイトでも買えるようになった模様。ホースのオフィシャルサイトのdistributionコーナー参照してください。

bounce.comのニュースコーナーにも記事が出ていました。宇多田ヒカルが新エヴァ主題歌、と並んで……。
脱力系フォーキー&グッド・ミュージック・ユニット、HOSE(ホース)が7月4日にファースト・アルバム『HOSE』をリリース

「脱力」かあ……90年代にオーバーユースされて擦り切れ果てた語という印象があるので私はあまり使いたくないけれど、そう言いたくなる気持ちはわかります。全員ものすごく一生懸命演奏に取り組んでいるのが伝わるのだけれど、イヤな緊張感は無いの。これがもしかして「抜力」ってやつ? これ、たしかダンスのトニーティーだか整体の先生だかが提唱したことばだって友人に吹き込まれた記憶があるのだけど、検索してみたら美輪様とかオーラの泉とかしか出てこないのはどういうことだ。

ホース1stアルバム・リリース記念特集よろしくお願い致します。
| Lilmag | 12:17 | - | - |
Lilmagイメージキャラクターの導入
zine creatures scribble Lilmagのトップページの下のほうにちょこっと絵が入ったことにお気づきでしょうか。スプレーのり君とホチキスちゃん。当店のイメージキャラクター(暫定)です。
ある日、どこでだったか忘れたけれど
「 Lilmagは何かキャラがZINEを紹介する漫画を載せればいいんじゃないかな」
「いいねいいね〜西島大介ばりに。ていうかアレだ! 伊藤正則が昔やってた深夜番組。何故かお人形がヘビメタ紹介してるの。ほんとナゾなんだけどゴミのおじさんとか言ってカワイイんだよね〜」
という会話が交わされその場で描かれたノートの一頁から。スキャン画像もここに載せておきます。
右上のほうにいるハサミさんとホチキスさんは同席してた人に無理矢理描かせたもの。あと戯れに描いた萌え擬人化絵「はさみたん」が透けて見える(自分でやってみてしょこたんがいかに絵が上手かがわかりました!)。

日本なのでステープラーちゃんじゃなくてホチキスちゃん、正しいスペルはHotchkiss。
参照:ホッチキス物語:ホチキスの歴史@マックス株式会社
ホチキスは機関銃の発明者ベンジャミン・B・ホチキスが銃の弾送り機構にヒントを得て発明したと伝えられているが、ホチキスの発明しE・H・ホチキス社を興したのは弟のエーライ・H・ホチキスだという説もある、そうです。

漫画を描く予定はありませんが、こういうショップ運営の日常の話をもうちょっと書いてもいいかな、という気分だったので。らくがきは今後もっと頻繁に載せていきたいです。今年から普段の携帯筆記具を安い万年筆にしたら、らくがきで絵を描くのが格段に楽しくなりました。これほんと。
| Lilmag | 06:47 | - | - |